社会保険労務士試験とは

社会保険労務士試験とは

 文字通り、社会保険労務士になる為の一番重要な条件である国家試験です。司法試験に合格して、弁護士となる資格を持っていれば受ける必要はありませんが、 一般的にはほとんどの人が社会保険労務士試験を受けることになります。

 なお、社会保険労務士試験自体にも受験資格が必要です。およそ短大や高専以上の学歴か、3年以上の実務歴が必要になります。 これらの条件をクリアできていなければ、行政書士等の資格を持っていることが必要となります。


受験要項

 試験は、全国社会保険労務士会連合会試験センターが運営しており、ホームページで受験要項を見ることが出来ます。 ただし、なぜか試験センターのサイトは無断リンク不可となっていますので、連合会のホームページ から辿ってみてください。無断リンク不可の表示はWEBの理念に反し、理解に苦しむところですが、試験センターの意思を尊重します。


難易度は?

 合格率は、だいたい7〜9%です。合格率や合格枠がある程度決められている、いわゆる競争型試験ですので、試験問題の難易度が下がると合格基準点が上がります。 よって、運良く合格率が15%の年に当たって合格!・・・ということは、この試験に関してはありません。 いずれにしても法律家として開業できる独占資格の国家試験ですので、とても難関な試験です。


試験の特徴は?

 午前は選択問題で8科目40点満点、午後は択一問題で7科目70点満点となります。 なんと言っても、15科目それぞれに足きり点が設定されるところが大きな特徴で、 数ある国家試験の中でもこれほど足きりに泣かされる試験はないかもしれません。 全体の合格点には達していたけど、足きりで落ちてしまった(=1点や2点で泣いた)人がやたら多いのはこのためです。


勉強時間は?

 こればかりは人によりけりです。私は平日に1日平均3時間ほど勉強し、トータルで約700〜800時間かけました。 実際、それぐらいはやらないと一発合格は難しいところです。 300時間程度で一発合格に成功したという人もよくホームページで見かけますが、 勉強の方法は人それぞれなので、短時間集中して頭に叩き込められる強靭な精神力を持っている人以外は、真似しないほうが無難な気がします。 ちなみに私は300時間経過した時は、全く合格できる自信なかったですね。


働きながら合格できるの?

 できます。一般企業の社員さんの合格者が一番多いので安心してください。 ただし、一発合格を狙うなら予備校に通う、もしくは通信講座を受講し、効率よく時間使うことが必須だと思います。 残業もほとんど出来ないと思ってください。 逆に、試験で問われる一般常識問題が非実務家にとって大変難解になりますので、 労務関係や法律関係の仕事に何年か従事している方でないとなかなか合格できないことが大きな特徴です。 20歳代の若年層の合格割合の高い行政書士や司法書士とは対象的です。


金銭的にどの位の投資が必要ですか?

 私の場合、予備校に19万円(+通学70回分の交通費が6万円くらい)かけましたが、 基本的にテキストと机と筆記用具があれば勉強できますので、あとは特に投資のいらない資格です。 なお、通信の場合は、パソコンまたはDVDデッキ等が必要です。 市販の書籍は大手予備校に入る場合は必要ないでしょう。テキストが良く出来すぎています。私も買って後悔しました。

 教育訓練給付金が使える講座もありますので、上手く利用するのも手ですね。